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山田川 2009

あの日からずっと、この日を待ち続けていた。

「この小さいタンク1つ分だけですが、
 新しい焼酎を仕込みました」

奄美大島、龍郷町、大勝集落にひっそりと佇む
山田酒造さんの山田さんが、そう言った。


翌年、ボクらは奄美大島で結婚披露宴を挙げた。
その時にも、いつも通り山田酒造さんに寄り、
あの焼酎は……と、香りを確かめた。

「だいぶ落ち着いてきましたね」
「そうですね、もう少しかな」

そんな会話をしたのを、覚えている。



その年の10月20日、奄美豪雨災害。

それから1年も経たない翌年(去年)の9月、
再び奄美に豪雨が襲った。
山田酒造さんがある大勝集落が、特に大きくやられた。



あれから3年目の、今年、3月17日。
味彩に、あの「新しい焼酎」が届いた。

「新しい焼酎」の名前を、実はこっそり伺っていた。
それを聞いたとき、ボクは、
よくぞこの名を付けていただいたと思った。



山田酒造さんの『あまみ長雲』が生まれたのは、
奄美群島が本土復帰した昭和28(1953)年。
初代・嶺義氏が、地元の農協が建てた小さな工場で
黒糖焼酎造りをはじめた。

そこには、名瀬市内に向かう峠、本茶(フンチャ)峠を越える
フンチャ道があり、

峠には、"ある川"が流れ、

市内に向かう最初の橋、一番橋のたもとにあった
(現在は、ここから少し下った場所に蔵がある)。


一番橋の下を流れる"ある川"の名は、山田川という。
「新しい焼酎」の商品名である。

R0015175.jpg



一昨年の豪雨災害時に大量の雨水が山田川に流れ込み、
翌年に大勝集落を襲った豪雨で
川底が上昇したままの山田川から、あっという間に水が溢れ、
その泥水は、山田酒造さんの蔵に間もなく到達した。


それでも山田さんは、

「昔も今も変わらず流れる川のように
 奄美の黒糖焼酎を伝え続けていきたい」

という想いで、新たな一歩を踏み出した。


ところで、奄美では「川」を「ゴー」と読む。
なので『山田川』は『やまだごー』。
あの甚大な被害を受けたにも関わらず、
ひたむきに造り続ける山田酒造さん。
神様が、山田Go!進め!と言っているような気がする。


さらに、この商品には『2009』というビンテージ表示がされている。
ということは、『2010』もある、ということだ。




《『奄美黒糖焼酎 長雲 山田川 2009』を飲んでみる 》

 この商品は、
 熊本県『豊永蔵』豊永さんが育てた有機栽培米で米麹をつくり
 奄美大島『きょら海工房』さんの風味豊かな黒糖を使用、
 仕込み水はもちろん、長雲山系の伏流水。
 黒糖の香りを封じ込める"一番橋製法"によって醸された
 黒糖焼酎(30度)です。

 まず、驚く。
 何ともつややかな口当たり。
 そして、一番橋製法由来の、黒糖の香味。
 そして後から、有機米の力が押し寄せてきて、それが合わさって、
 どこまでも膨らみ続ける。
 上品さと力強さを兼ね備えた、バランスにも優れた銘酒だ。
 
 寝酒としてストレートであおるのも良いが、
 湯割りを一番にお勧めする。
 
 前割りも期待できる(味彩に有り)。
 『一番橋』の、水と焼酎の割合は
 少し水が多い位(4:6~4.5:5.5)が丁度良いと思うが、
 『山田川2009』は
 同量(5:5)あたりが良い気がする。

 封を開けたばかりで
 香りはまだ少し開ききっていない印象だが、
 これからの変化に期待できる酒質だと感じた。

 いま最も充実感に溢れた蔵のひとつだと思う。




山田さんに、
世界一『山田川 2009』売る店にします、と
約束してしまった。

まずは、お試しいただきたい。










この記念すべき日に某国際資格合格嫁店長 小田


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見つけたらラッキー★幻の黒糖焼酎 山田川(やまだごう)
この焼酎を見つけられたあなたはラッキー! その名も 「長雲 山田川」(やまだごうと読みます) [黒糖焼酎 長雲 山田川] 以前にご紹介した「長雲 一番橋」と同じ山
2013.09.15 12:59 | 元気なおっさんのブログ
見つけたらラッキー★幻の黒糖焼酎 山田川(やまだごう)
この焼酎を見つけられたあなたはラッキー! その名も 「長雲 山田川」(やまだごうと読みます) [黒糖焼酎 長雲 山田川] 以前にご紹介した「長雲 一番橋」と同じ山
2013.09.15 13:00 | 元気なおっさんのブログ
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Comment

国分党 | URL | 2012.03.18 22:28 | Edit
山田川…一番橋の手法での…呑みたいッ
味彩で頂くも良し。
が、来月、滝に入浴に行った後…愉しみである
| URL | 2013.07.20 02:04
是非味わいたいです。
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